肥満外来(メディカルダイエット)
肥満は、見た目だけの問題ではなく、糖尿病や高血圧、睡眠時無呼吸症候群など、さまざまな病気を引き起こす「治療の対象となる状態」です。
とのぎ内科クリニック(高石市)では、内科のかかりつけ医として、食事療法・運動療法を土台に、必要に応じて国内承認の治療薬を組み合わせ、無理なく続けられる減量を医学的にサポートします。
- まずはお気軽にご相談ください
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お電話でのご予約・お問い合わせ:072-262-0300
診療時間:月火木金 9:00〜12:00 / 16:30〜18:30、木 9:30~12:00、土 9:00〜12:00
新患の方:木・土 井上浩一 医師(総合内科・糖尿病)
お薬の定期処方の方:月・火・水・金 井上良一 院長(一般内科) に受診ください
当院の肥満外来について
当院の肥満外来では、保険診療と自由診療(自費診療)の両方に対応しています。
保険診療の対象となる方
糖尿病などの病気で当院に通院中の方は、その治療の一環として、保険診療の範囲内で体重管理のサポートを行います。病状に応じて、体重減少効果が期待できる薬剤(SGLT2阻害薬、GLP-1受容体作動薬など)を治療に組み込むことも可能です。
自由診療の対象となる方
肥満症そのものに対する治療薬(マンジャロなど)を保険で処方するには、国が定める施設基準のほか、6か月以上の食事・運動療法を行っても十分な効果が得られないことなどの条件があり、保険で処方できる医療機関・患者さんは限られています。当院は同基準の対象施設に該当しないため、糖尿病をお持ちでない方の肥満治療は、自由診療でのご案内となります。
自由診療では保険診療のような待機期間がなく、医師が適応と判断すれば、早期に治療を始めることができます。
なお、当院の肥満外来は「健康のための減量」を医学的にサポートする外来です。美容目的のみの処方や、医学的に減量の必要がない方への処方は行いません。
肥満外来の費用(自由診療)
| 内容 | 費用(税込) |
|---|---|
| 初診料(診察・カウンセリング) | 1,000円 |
| 再診料 | 1,000円 |
| 自費血液検査(治療前・経過観察) | 5,000円 |
| 保険血液検査 | 約2,000円 |
| マンジャロ 2.5mg(4週間分) | 12,500円 |
| マンジャロ 5mg(4週間分) | 20,000円 |
| マンジャロ 7.5mg(4週間分) | 応相談 |
※すべて税込価格です。自由診療のため公的医療保険は適用されません。
※取扱薬剤・用量・価格は変更となる場合があります
こんな方はご相談ください
- BMI25以上で、血圧・血糖・コレステロールなどの数値も気になっている
当院の処方基準
- BMI 25以上の方が原則対象です。
- BMI 23以上25未満の方は、脂肪肝・血糖高値(HbA1c 5.6〜6.4%)・脂質異常・高血圧・腹囲基準超などの健康障害を伴う場合に限り、問診・採血のうえ個別に判断します。
- BMI 23未満の方には処方できません。
- 自己流のダイエットとリバウンドを繰り返している
- 膝や腰の痛みがあり、医師から減量をすすめられている
- いびきや日中の強い眠気がある(睡眠時無呼吸症候群の疑い)
- 健診や人間ドックで脂肪肝(MASLD)を指摘された
- 糖尿病・高血圧などの生活習慣病を予防・改善したい
- 健康診断で肥満・メタボリックシンドロームを指摘された
このような方は対象外となります
- BMI 23未満の方(治療によりBMI 23未満に達した場合も、その時点で治療終了となります)
- BMI 23以上25未満で、問診・採血の結果、上記のような健康障害を認めない方(美容目的の減量となるため処方できません)
- 美容目的のみで痩せたい方
- 妊娠中・授乳中の方、妊娠を予定している方
- 18歳未満の方
- 摂食障害の治療中の方
- 食事・運動など、生活習慣の改善に取り組む意思のない方
※既往歴や服用中のお薬によっては処方できない場合があります。診察のうえで医師が判断いたします。
当院の肥満外来の特徴
1. 内科医による「全身を診る」減量サポート
体重が増える背景には、生活習慣だけでなく、甲状腺機能低下症などの病気が隠れていることがあります。当院では血液検査などで肥満の原因と合併症をきちんと評価したうえで、お一人おひとりに合った治療方針を立てます。
治療後3~6か月おきに肝機能、すい臓機能等血液検査をしていただきます。
(保険診療で約2,000円、自費検査で5,000円程度別途必要)
2. 生活習慣病・睡眠時無呼吸症候群の診療と一体
糖尿病・高血圧・脂質異常症や、睡眠時無呼吸症候群(SAS)の検査・治療まで、同じ院内で一貫して対応できます。減量とあわせて、肥満が引き起こしている病気そのものの改善を目指します。
3. 国内承認薬による安全性重視の治療
個人輸入による未承認の「やせ薬」は使用しません。国内で承認・流通している医薬品のみを、内科医が副作用を確認しながら処方します。
肥満が引き起こす健康リスク
肥満(BMI25以上)は、全身のさまざまな病気のリスクを高めます。一方で、体重を3%程度減らすだけでも、血糖・血圧・脂質などの検査値の改善が期待できることがわかっています。
- 2型糖尿病:インスリンの効きが悪くなり、血糖値が上がりやすくなります
- 高血圧・脂質異常症:動脈硬化を進め、心筋梗塞や脳卒中の原因になります
- 睡眠時無呼吸症候群(SAS):首まわりの脂肪で気道が狭くなり、いびきや日中の眠気を引き起こします。(当院で検査・治療が可能です)
≫ 参考:閉塞性睡眠時無呼吸症候群(OSAS) - 脂肪肝(MASLD):放置すると肝炎や肝硬変へ進行することがあります
- 変形性膝関節症・腰痛:体重の負担で関節が傷み、さらに運動しづらくなる悪循環に陥ります
- その他:高尿酸血症(痛風)、月経異常、一部のがんなど
肥満外来で行う検査
安全に治療を行うため、初診時と治療中に定期的な検査を行います。
- 身体測定:身長・体重・BMI・腹囲・血圧
- 血液・尿検査:血糖・HbA1c、コレステロール・中性脂肪、肝機能・腎機能、尿酸、甲状腺ホルモンなど(肥満の原因となる病気や合併症を調べます)
- 心電図検査
- 腹部エコー検査:脂肪肝の程度を評価します
- 簡易睡眠検査:いびきや無呼吸が疑われる方に、ご自宅でできる検査を行います
肥満外来で行う治療
治療の土台は食事療法と運動療法です。お薬はあくまで補助であり、生活習慣の改善と組み合わせることで効果を発揮し、治療終了後のリバウンド予防にもつながります。
食事療法
極端な糖質制限や絶食ではなく、続けられる範囲でのカロリーと栄養バランスの調整を基本とします。診察時に普段の食事内容を伺いながら、外食や間食の選び方など、生活に合わせた現実的な改善点をご提案します。
運動療法
体重や膝・腰の状態に合わせて、無理のない運動から始めます。ウォーキングなどの有酸素運動に、筋肉量を保つための簡単な筋力トレーニングを組み合わせることをおすすめしています。
薬物療法
食事・運動療法だけでは効果が不十分な場合に、医師の判断で薬物療法を併用します。当院で取り扱う主な薬剤は次のとおりです。
マンジャロ皮下注射|週1回
GIPとGLP-1という2つのホルモン受容体に作用する注射薬で、食欲を抑え、少ない食事量でも満足感が得られやすくなります。国内では肥満症の治療薬として承認されており、2026年には中等症以上の閉塞性睡眠時無呼吸症候群(OSA)への適応も追加されました。週1回ご自身で注射するタイプのお薬で、2.5mgから開始し、体調を確認しながら4週間ごとに段階的に増量します。
- 主な副作用:吐き気・嘔吐・下痢・便秘などの消化器症状(開始時・増量時に出やすい)/まれに急性膵炎、胆石症・胆のう炎/糖尿病治療薬と併用した場合の低血糖 など
※保険診療での処方には国が定める施設基準などの要件があるため、当院では自由診療としてご提供します。
リベルサス(セマグルチド)内服薬|1日1回
飲むタイプのGLP-1受容体作動薬です。注射に抵抗がある方でも始めやすい治療です。起床時の空腹時に少量の水で服用し、その後30分は飲食を控えるなど、服薬方法に決まりがあります。
- 主な副作用:吐き気・下痢・便秘などの消化器症状 など
※国内では2型糖尿病の治療薬として承認されており、肥満治療を目的とした使用は適応外使用(自由診療)となります。
SGLT2阻害薬(フォシーガ など)内服薬
余分な糖を尿と一緒に排出することで、摂取したカロリーの一部を体の外へ逃がすお薬です。
- 主な副作用:尿路感染症・性器感染症、頻尿、脱水 など
※肥満治療を目的とした使用は適応外使用(自由診療)となります。
メトホルミン(メトグルコ)内服薬
肝臓での糖の産生を抑え、インスリンの効きを良くするお薬です。糖尿病治療で古くから使われており、緩やかな体重減少効果も報告されています。
- 主な副作用:下痢・吐き気などの胃腸症状、まれに乳酸アシドーシス など
※糖尿病のない方への肥満治療目的の使用は適応外使用(自由診療)となります。
- 適応外使用・自由診療に関するご説明
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- 当院の自由診療で使用する医薬品は、いずれも国内で承認され、国内の正規ルートで流通している医薬品です。個人輸入による未承認医薬品は使用しません。
- リベルサス・フォシーガ・メトグルコの肥満治療目的での使用は、国内承認の効能・効果(2型糖尿病など)とは異なる「適応外使用」です。診察時に医師が効果とリスクをご説明し、同意をいただいたうえで処方します。
- 自由診療は公的医療保険の対象外で、費用は全額自己負担となります。
- 適応外使用の場合、重大な副作用が生じた際に医薬品副作用被害救済制度の対象とならないことがあります。
治療の流れ
- ご予約・初診:問診で生活習慣・体重の経過・既往歴を伺い、診察と検査(血液検査など)を行います。直近の健康診断の結果やお薬手帳をお持ちの方はご持参ください。
- 結果のご説明・治療方針の決定:検査結果をもとに、食事・運動の目標と、薬物療法の要否・薬剤をご提案します。自由診療の場合は費用を事前にご説明し、同意をいただいてから開始します。
- 治療開始:薬物療法は少量から開始します。注射薬を使用する場合は、院内で自己注射の方法を丁寧にご説明します。
- 定期通院:4週間ごとを目安に通院いただき、体重・副作用・血液検査の結果を確認しながら、用量や治療内容を調整します。 >
よくあるご質問
- 保険は使えますか?
- 糖尿病などで通院中の方は、その治療の一環として保険診療の範囲で体重管理を行えます。一方、肥満症治療薬(ゼップバウンドなど)の保険処方には国が定める要件があるため、肥満治療を目的とした処方は当院では自由診療でのご案内となります。
- どのくらい体重が減りますか?
- 効果には個人差があり、確実な減量をお約束するものではありません。数か月かけて緩やかに減らしていくことを目標とします。体重の3%程度の減量でも、血糖・血圧・脂質などの改善が期待できます。
- 薬をやめるとリバウンドしますか?
- 薬の中止後に体重が戻る例は報告されています。だからこそ、薬だけに頼らず、治療中に食事・運動の習慣を身につけることが大切です。中止のタイミングや減らし方も、医師と相談しながら進めます。
- 副作用が心配です。
- GLP-1関連のお薬では、開始時や増量時に吐き気などの消化器症状が出ることがあります。少量から始めて段階的に増量し、症状がつらい場合は用量の調整や薬剤の変更で対応しますので、遠慮なくご相談ください。
- 誰でも処方してもらえますか?
- 診察のうえ、医学的に減量が必要と判断した方にのみ処方します。原則としてBMI 25以上の方が対象です。BMI 23以上25未満の方は、脂肪肝や血糖高値などの健康障害がある場合に限り、問診・採血で確認のうえ個別に判断します。BMI 23未満の方、美容目的のみの方、妊娠中・授乳中の方、18歳未満の方には処方できません。
- 受診時に何を持っていけばよいですか?
- 直近の健康診断の結果とお薬手帳をお持ちいただくと、診察がスムーズです。
ご予約・受診方法
肥満外来の初診は、毎週木曜日・土曜日の「井上浩一医師 専門外来」でのみ承っております。以下のいずれかの方法でご予約のうえ、お越しください。再診(2回目以降)の方は、通常の診察時間内にもご受診いただけます。
■WEB予約(24時間受付)
予約システム(メディカル革命 by GMO)の「肥満外来(初診)」枠からご予約ください。木曜・土曜の井上医師外来の枠のみ表示されます。
■お電話でのご予約
診療時間内にお電話ください。「肥満外来の初診希望」とお伝えいただくと、木曜・土曜の専門外来枠をご案内します。
- まずはお気軽にご相談ください
-
お電話でのご予約・お問い合わせ:072-262-0300
診療時間:月火木金 9:00〜12:00 / 16:30〜18:30、木 9:30~12:00、土 9:00〜12:00
新患の方:木・土 井上浩一 医師(総合内科・糖尿病)
お薬の定期処方の方:月・火・水・金 井上良一 院長(一般内科) に受診ください