呼吸器内科
高石市で咳・息切れが続いていませんか?
富木駅すぐの「とのぎ内科クリニック」では、長引く咳・息切れ・気管支喘息・COPD(肺気腫)・肺炎など、 高石市・鳳エリアの患者様の呼吸器に関わる幅広い症状を診療しています。 胸部X線・血液検査・呼吸機能検査を当日に実施し、丁寧な説明で診断します。
目次
こんな症状はありませんか?
高石市・鳳エリアで以下のような症状でお困りの方は、ぜひとのぎ内科クリニックへご相談ください。「風邪が治らない」「なんとなく咳が続いている」と感じたら、肺や気管支に原因がある可能性があります。
- 長引く咳(3週間以上続く咳)
- 会話中の咳(話すと咳が出る)
- のどからくる咳(のどのイガイガ感)
- 鼻からくる咳(副鼻腔炎・後鼻漏)
- 息切れ(少し動いても苦しい)
- 痰・血痰(痰が続く・血が混じる)
- 夜間・早朝の咳(寝るときや朝方に悪化)
- 胸が痛い・苦しい(胸部の圧迫感・痛み)
このような症状は早めに受診を
- 高熱が4〜5日以上続く
- 血痰・喀血
- 安静時にも息苦しい
- ゼーゼー・ヒューヒューという呼吸音
- 急激な胸痛
当院で受けられる主な検査
初診当日から、胸部X線・血液検査・呼吸機能検査を組み合わせた専門的な診断を行います。また睡眠時無呼吸症候群(SAS)の検査は、帝人ファーマ等との連携により在宅での簡易検査・PSG精密検査が受けられます。
胸部X線(レントゲン)検査
肺炎・気胸・胸水・肺結核・肺癌の疑いなど、肺・胸部の病変をまず確認するための基本検査です。受診当日に撮影・読影が可能で、診断の出発点となります。異常が疑われる場合は、速やかに高次医療機関へのCT検査をご紹介します。
採血・血液検査
炎症の程度(CRP・白血球数)、感染症の有無、アレルギー(IgE・好酸球)、呼吸不全の評価(血液ガス)など、多岐にわたる情報を調べられます。肺炎・喘息・COPD・間質性肺炎の診断・重症度評価に欠かせない検査です。
スパイロメトリー(肺機能検査)
息を吸って吐く力を測定し、肺の容量・気流速度を数値化します。気管支喘息・COPD(肺気腫)・間質性肺炎の診断・重症度評価・治療効果の確認に不可欠な検査です。マウスピースを口にくわえて深呼吸するだけで完了します。
呼気一酸化炭素(CO)濃度測定(ピコ スモーカープロ)
呼気中の一酸化炭素(CO)濃度を測定し、喫煙が身体に及ぼす影響を数値として「見える化」する検査です。禁煙外来において、喫煙状況の客観的な確認・禁煙開始後の進捗評価・患者様ご自身への動機付けに有効です。マウスピースに数秒間息を吹き込むだけで完了し、その場で結果をご説明します。
睡眠時無呼吸症候群(SAS)検査
STEP 1 簡易モニター検査(HSAT)
【自宅で1泊・保険適用】
- 帝人ファーマより機器を貸し出し、自宅で装着して就寝
- 呼吸・SpO2・いびき・脈拍を記録(HSAT 4チャンネル型)
- 結果はREI(無呼吸低呼吸指数相当)で評価
- REI≥40の場合:そのままCPAP導入が可能(PSG不要)
⇒REI 20〜39の場合:PSG検査へ進む
STEP 2 ポリソムノグラフィー(PSG)(※必要な場合)
【精密検査・保険適用】
- 帝人ファーマとの連携により、自宅での在宅PSG検査に対応
- 脳波・眼球運動・筋電図・呼吸・心電図を同時記録
- 睡眠の深さと無呼吸を正確に評価(AHI確定)
- AHI≥20の場合:CPAP治療の保険適用基準を満たす
※入院PSGが必要な場合は連携病院へご紹介します
- CPAP治療の管理・フォローアップは当院で継続対応
- CPAP機器は帝人ファーマよりレンタル提供。月1回の外来受診で治療効果を確認し、圧力調整・マスクフィッティングなどのサポートを行います。遠隔モニタリング(CPAP使用データのオンライン確認)にも対応しており、通院負担を軽減しながら継続治療が可能です。
より詳しい検査が必要な場合
当院での検査結果をもとに、CT検査・気管支鏡・入院PSGが必要と判断した場合は、連携する高次医療機関へ速やかにご紹介します。かかりつけ医として検査後のフォローアップも継続して行います。
咳(長引く咳)
一般的に「急性咳嗽」は3週間未満、「遷延性咳嗽」は3〜8週間、「慢性咳嗽」は8週間以上の咳をいいます。長引く咳には様々な原因があり、専門的な診察が必要です。
診察時に確認すること
長引く咳の診断には、詳細な問診が非常に重要です。以下のような点を確認しながら、原因を絞り込んでいきます。
- 咳はどのくらい続いているか?
- 咳がよく出る時間帯(夜間・朝方・日中)は?
- 痰は出るか?色・量・性状は?
- 喘鳴(ゼーゼー・ヒューヒュー)はあるか?
- 咳は季節によって変動するか?
- 胸焼けや胃もたれはあるか?(逆流性食道炎の可能性)
- アレルギー性鼻炎や副鼻腔炎はあるか?
- のどのイガイガ感・かゆい感じはあるか?
- 以前にも咳が長引いたことはあるか?
- 長引く咳の主な原因
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- 気管支喘息
- 咳喘息
- 感冒後咳嗽
- アトピー咳嗽
- 逆流性食道炎(GERD)
- 副鼻腔炎(後鼻漏症候群)
- 肺結核・非結核性抗酸菌症
- 間質性肺炎
- 当院の強み
- 胸部X線・血液検査(炎症・アレルギー・感染症)・スパイロメトリーを受診当日に組み合わせて実施し、原因を絞り込みます。CTや専門的な精査が必要な場合は連携医療機関へ速やかにご紹介します。
閉塞性睡眠時無呼吸症候群(OSAS)
寝ている間に呼吸が止まる病気
睡眠時無呼吸症候群(SAS)は、寝ている間に気道がふさがって呼吸が止まる病気です。10秒以上の無呼吸が1時間に5回以上ある場合に診断されます。
日中の強い眠気・集中力の低下・起床時の頭痛などが現れ、長期的には高血圧・心疾患・脳卒中・糖尿病などのリスクが高まることが知られています。また、交通事故のリスクが7倍高まるというデータもあります。
- 検査:当院では帝人ファーマ株式会社との連携により、自宅で行う簡易モニター検査(HSAT)および在宅PSG検査が受けられます。機器は郵送や直接お渡しで提供し、1泊の在宅検査で診断が可能です。
- 治療:中等症〜重症(AHI≥20)ではCPAP(持続陽圧呼吸療法)が有効です。CPAP機器も帝人ファーマよりレンタルでご提供し、当院で継続管理を行います。軽症の場合はマウスピース治療・生活習慣の改善を行います。
- こんな症状があれば検査を
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- 大きないびきをかく
- 家族に「息が止まっている」と言われた
- 日中に強い眠気がある
- 起床時に頭痛・口の渇きがある
- 夜中に何度も目が覚める
- 肥満・首が太い
- 高血圧の治療をしているが改善しない
- 当院の対応
- 問診・身体所見で睡眠時無呼吸を評価し、簡易検査(HSAT)を手配します。CPAP導入後は月1回の外来フォローアップと遠隔モニタリングで継続管理します。入院PSGが必要な場合は連携病院へ速やかにご紹介します。
費用の目安(3割負担)
| 項目 | 患者様負担額 |
|---|---|
| 初診料・診察料 | 約1,500〜2,500円 |
| 在宅簡易検査 | 約3,000〜3,500円 |
| 在宅PSG精密検査 | 約11,000円前後 |
| CPAP治療 (月1回診察+機器レンタル料) |
月額 約4,500〜5,000円 |
- 1割負担の方は概ね上記の1/3程度です。
- CPAP治療は保険適用継続のため月1回の受診が必要です。
- 機器レンタル料は管理料に含まれており、別途購入の必要はありません 。
禁煙外来
タバコは「ニコチン依存症」という病気です。
「やめたい」と思ってもやめられない――それは意志の弱さではなく、ニコチン依存症という治療が必要な病気だからです。当院では保険診療による禁煙外来を行っており、約3か月のプログラムで無理なく禁煙を達成いただけるようサポートいたします。
保険診療の対象となる方
以下のすべての条件を満たす方が対象です。
- ニコチン依存症テスト(TDS)で5点以上
- 35歳以上の方はブリンクマン指数200以上(1日の本数 × 喫煙年数)
- ただちに禁煙を始めたいという意思がある
- 禁煙治療を受けることに文書で同意できる
- 過去1年以内に保険での禁煙治療を受けていない
- 34歳以下の方はブリンクマン指数の条件はありません。
治療の流れ(12週間・計5回)
| 回数 | タイミング | 主な内容 |
|---|---|---|
| 第1回 | 初回 | 問診・ニコチン依存度テスト・ 呼気CO測定・治療方針決定 |
| 第2回 | 2週後 | 効果と副作用の確認・呼気CO測定 |
| 第3回 | 4週後 | 効果と副作用の確認・呼気CO測定 |
| 第4回 | 8週後 | 効果と副作用の確認・呼気CO測定 |
| 第5回 | 12週後 | 禁煙達成の確認・維持に関するアドバイス |
使用するお薬
- チャンピックス(バレニクリン・飲み薬):脳に作用してタバコを吸っても満足感が得られにくくなります。2025年10月より出荷再開。
- ニコチネルTTS(貼り薬):皮膚からのニコチン補充で離脱症状を和らげます。お車を運転される方の第一選択。
当院で実施する検査
- 呼気一酸化炭素(CO)濃度測定(ピコ スモーカープロ):受診ごとに測定し、禁煙の進捗を「見える化」します。
禁煙外来の費用(3割負担の目安)
| 項目 | 患者様負担額 |
|---|---|
| 初回診察 (テスト+呼気CO測定込み) |
約2,500〜3,000円 |
| 2回目以降の診察 (呼気CO測定込み)×4回 |
1回あたり 約2,000〜2,500円 |
| お薬代 (12週間分・薬局でお支払い) |
約8,000〜13,000円 |
| 合計 (12週間プログラム完了時) |
約15,000〜20,000円 |
- 上記は目安です。診療内容・薬の種類・保険負担割合により変動します。
- 参考:タバコ代との比較 — 1箱600円 × 84日 = 約50,400円。経済面でも禁煙のメリットは大きいです。
気管支喘息
気管支の慢性的なアレルギー炎症
気管支喘息は、気管支に慢性的なアレルギー性炎症が起こり、気道が狭くなる病気です。幼少期に症状があって一度改善し、大人になってから再燃するケースも多く見られます。
- 主な症状:ゼーゼー・ヒューヒューという喘鳴(ぜんめい)、夜間〜早朝の咳や呼吸困難、胸の締め付け感。季節の変わり目・運動・煙草の煙・気温差などで悪化しやすい特徴があります。
- 治療:吸入ステロイド薬が治療の中心です。症状がなくても炎症が続いている場合があるため、症状が落ち着いても自己判断で薬をやめず、継続的な管理が重要です。
- 喘息の典型的な特徴
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- 夜間・明け方に症状が悪化
- ゼーゼー・ヒューヒューの喘鳴
- 季節の変わり目に悪化
- 運動・笑い・煙で誘発される
- アレルギー体質(アトピー・花粉症)がある
- 子どもの頃に喘息があった
- 当院での診断
- 胸部X線・血液検査(好酸球・IgE)・スパイロメトリーを組み合わせて診断します。喘息が疑わしい場合でも検査当日に結果をご説明し、吸入薬の指導まで行います。
咳喘息
喘鳴のない、しつこい咳が特徴
咳喘息は、気管支喘息と同じように気管支にアレルギー性炎症が起きていますが、喘鳴(ゼーゼー・ヒューヒュー)がなく、しつこい乾性咳嗽だけが続くのが特徴です。
「風邪は治ったのに咳だけが残って長引いている」「朝や夜に咳が強くなる」といった方は咳喘息の可能性があります。未治療のまま放置すると約30%が典型的な気管支喘息に移行するとされています。
- 治療:吸入気管支拡張薬や吸入ステロイド薬が有効です。ただし咳喘息は診断が難しく、呼吸器専門医による診察が重要です。
- 咳喘息を疑う状況
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- 風邪後に3週間以上咳が続く
- 喘鳴・息切れはない
- 夜間・早朝に咳が悪化
- 季節の変わり目に悪化する
- 花粉症・アトピーの既往がある
- 咳止めが効かない
- 注意
- 市販の咳止め薬(中枢性鎮咳薬)は咳喘息には効果がほとんどありません。長引く咳には早期の専門診察をお勧めします。
肺気腫(COPD)
慢性閉塞性肺疾患(COPD)
COPDは、長期間の喫煙などにより肺胞が破壊されたり気道に炎症が起き、息を吐き出せなくなる病気です。「肺気腫」「慢性気管支炎」を合わせた概念で、一度壊れた肺胞は元に戻りません。
初期は労作時(坂道や階段)の息切れ・慢性的な咳・痰が主な症状ですが、進行すると安静時にも呼吸困難が起きます。「年のせい」「タバコのせい」と放置されやすい病気ですが、適切な治療で進行を遅らせることができます。
- 診断:スパイロメトリー(肺機能検査)が必須。気管支拡張薬吸入後のFEV1/FVC < 0.70 で診断します。
- 治療:禁煙が最も重要な治療です。気管支拡張薬の吸入、必要に応じてリハビリテーション・在宅酸素療法を行います。
- COPDの典型的な症状
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- 坂道・階段での息切れ
- 慢性的な咳・痰(毎日)
- 風邪が治りにくい・長引く
- 喫煙歴がある(過去も含む)
- 40歳以上
- 息を吐き出すのに時間がかかる
- 肺気腫(COPD)のデータ
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- 日本の推定患者数:530万人
- 患者の喫煙経験あり:90%
- 平均喫煙年数:25年
肺炎
肺に細菌・ウイルスが感染する病気
肺炎は、肺の中に細菌やウイルスが侵入・増殖することで、高熱・咳・痰・息切れなどが起こる病気です。高齢者や免疫力が低下した方では重篤化しやすく、特に誤嚥性肺炎(食物が気管に入ることで起こる肺炎)は繰り返しやすいため注意が必要です。
発症初期は風邪と症状が似ていますが、以下のサインがあれば肺炎を疑って受診してください。
- 高熱(37.8℃以上)が4〜5日以上続く
- 脈が速い(100回/分以上)
- 呼吸が速い(25回/分以上)
- 鼻水や咽頭痛がなく、咳・高熱・倦怠感のみ
- 高齢者では発熱が軽く、食欲不振・意識障害だけのことも
- 肺炎の原因微生物
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- 肺炎球菌(最多)
- マイコプラズマ(若い世代に多い)
- インフルエンザ菌
- クレブシエラ
- インフルエンザウイルス
- 新型コロナウイルス
- 重要
- 肺炎は治療が遅れると全身に細菌が回り、敗血症・呼吸不全など生死に関わる状態になることがあります。疑いがある場合は早期受診を強くお勧めします。